世界最古の木造建築


木は生き続ける

世界最古の木造建築は「法隆寺」で、その築年数は約1300年です。日本の木造建築はそれだけ歴史のあるものです。

約1300年の年月が流れたにもかかわらず柱である檜の木にカンナをかけると、真新しい檜と同じ爽やかな香りがしてくるといわれています。

戦前迄は、このような重要文化財に指定されるような建築物だけではなく、日本の豊富な森林資源を利用して民家や町家にも良質の檜などの木材が使われていました。良質だから可能だったのでしょう、先人は建築物について「材木をリサイクルする」という考えをしていました。

■時間と共に強度を増す

時間と共に強度を増す木材は新築、建て増しなどのリフォームなどに回し使いされることが普通でした。

鉄やプラスチックなど加工された建築物の材料は新品の時が一番強度がありますが、対して木材は時間経過により引っ張り強度・圧縮強度が増し、「樹齢100年の檜の場合は伐採して100年後にその円熟点にある」という研究報告もあります。

良質の木材が使われていたことが日本の建築の歴史です。今では稀少価値とも言えるリサイクルできる木材を「古材」と定義。

私たち古材倉庫では、国産にこだわり築60年以上の建物を自社で解体して良質な古材のみを販売しておりますので安心してご利用いただくことが可能です。


宮崎県古民家再生協会は、平成22年3月24日設立され、古い宮崎の伝統的な建築工法で建てられた建築物を守り育てます